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処遇改善とは・・・!

介護職員の為に処遇改善交付金と言う制度が10月から実施されています。
この制度を利用すれば、介護職員の方の給与が増えると言う事で働く立場としては非常に良いを思います。
しかし、申請者の事業者としての手順を言うと、事前に賃金改善計画の作成・事業所内での周知の徹底をして、大阪府に事前に申請(様式を何枚も記入して、就業規則や個別規定、また労働保険の概算・確定保険料申請書の用紙等の添付が必要)を行います。それから少しすると承認の用紙が送られてきて、申請をした内容で計画の実行をする。今回は21年10月~22年2月までの期間で行ったので、交付金を支払い後の翌々月の末が実績の提出が期限になっています。この実績報告がまた大変で、新たな様式に費用の総額や内訳等いちいち個別の改善計算を行って提出書類に記入する必要があります。こんなに書類を記入する必要があるのか?もっと他の雇用開発等の助成金のように給与支払いと出勤明細のような物だけて良くならないものかと思いながらも一応書類を完成させて、最終確認で不明な事もあり、大阪府の窓口に電話をしました。そこの担当者の電話での応対がとにかく横柄な態度で、もっとしっかり応対が出来ないのか?こっちは判らないので電話しているわけであって、何でえらそうに言われる必要もない。何度か電話しているけど、いつもその担当者が出てきます。もしかして、全員が横柄な対応か?とも思いながら、お役所仕事の典型的な対応であり、相手の立場になった対応とは到底思えません。
この交付金は事業者にとっては書類だらけになってしまい、書類を作成する時間も全く無駄であり、この交付金程度で本来の介護の処遇が大幅に改善なんて出来るわけがない。本来の実現すべき成果はどこにあるのか。それは、まず介護職員の社会的地位や立場の向上があってこその処遇改善であり、もっと、第一線で活動している事業者の立場になった制度、お役所目線での対応で少し給与を改善したところで何も変わらない現状がある。もっと他に制度としての身につけるべき姿勢があると思う。
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  by jsplifestyle | 2010-04-30 12:25 | business

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